ここまでで何個もモデルを作成してきたわけですが、何となくそれらを一括で飾れる展示室をつくろうかと思い至りました。
よくある博物館をイメージして作っていきます。
製作の流れ
だいたいは下記の流れとなります。
モデリングは部屋と展示台くらいなのでトータルでも30分くらいでできると思います。
・部屋のモデリング
・展示台のモデリング
・展示台のマテリアル設定
・過去作成モデルの配置
・ライティング/カメラ設定
部屋のモデリング
いままでYuki’s Blender Schoolでミニルームを作るときに使っていた手法と同じです。
まずは立方体メッシュを平らにつぶします。
上辺、右辺にそって2つの面を差し込みます。
あとはそれを押し出して上に引き上げれば部屋は完成します。
展示台のモデリング
次は展示台のモデリングです。
参考画像はGoogleの画像検索で「博物館 展示台」などで画像検索するとよいのが出てくると思います。
今回は西洋風な展示台を作っていきます。
立方体メッシュから作り始めましょう。
まず上部。面押し出しとサイズ変更を繰り返して成形します。
下部も同様に面押し出しとサイズ変更を繰り返し作ります。
下部は少し厚みを持たせるとより土台感(?)が出るかと思います。
次に説明版を作ります。面差し込みしてサイズ変更、少し前面に押し出して厚みも加えます。
あとは分かりづらいですが上部、下部ともにベベルを差し込んでカーブの凹みを付けます。
展示台のマテリアル設定
説明版は金属感を出すためにメタリックのパラメータを上げています。
それ以外の部分はクリーム色を基調にして、ノイズとバンプをつかって表面に薄めの凹凸をつけています。
ライティングが甘いので暗いですね。
当初は展示台の上にガラスケースをつける想定でしたが、展示台の幅からはみ出そうなモデルがあったので止めました。
過去作成モデルの配置
まずは展示台を配列で4×4に増やします。
部屋のマテリアル設定を忘れていたので追加します。
床はフローリングっぽくしたいのでレンガテクスチャを使います。
あとは過去に作成したモデルたちをひたすらアベンドします。
ライティング/カメラ設定
まず展示台ごとに真上からのスポットライトを配置します。
あとは壁の上部に何か所かスポットライトを配置します。
明るさはこんなところでよいかと思います。
レンダリング
レンダリングしましょう。
別アングルからもう一度レンダリングしてみます。今度はミニルームの内装がよく見えますね。
まとめ
展示台自体は単純なのでこれも簡単に作れると思います。
モデルをつくったらこの展示室に配置して…をしばらく続けられればと思います。
コメント