【Blender】自前のぬいぐるみ(3)~アニメーションをつける

3DCG

前回直立したぬいぐるみのモデルを作成しました。

最後のコメントに「これをグリグリと動かしてみたい」なんて書いていました。

そこから少し調べたところ、どうやらボーン-アーマチュアなるものを設定するだけで簡単に動かせることがわかりましたのでやってみたいと思います。

モデルの修正

前回の完成時点ではこういうポーズになっています。

手と胴周りがほとんどくっついているので、これを修正します。

いわゆる Tポーズ にしていきます。

腕をまっすぐ水平に変えて脇あたりに差し込みました。

これでモデルの修正は完了です。

ボーンの設定

アーマチュアを追加し、編集モードで体に沿ってボーンを追加していきます。

人間ではないので手や足の関節は入れていません。

あとは本体メッシュ→ボーンの順番に選択して Crtl + P から自動ウェイト設定

このあとパーティクルシステムとアーマチュアの適用順を入れ替えました。

先にアーマチュア、次にパーティクルシステムにしないと、毛がボーンについてきません。

これでおおむねOKです。今回はウェイトペイントでウェイト調整をすることなくうまく動きそうです。

目と口も連動させる

目/口は本体と別オブジェクトになっているので、このままだと頭を動かしても目と口は固定されたままです。

さきほどと同様に 目/口 → ボーン の順に選択して自動ウェイトを設定。

一応ウェイトペイントで頭のボーンと目/口オブジェクトとにウェイトが設定されていることを確認します。

赤くなっているので頭のボーン(Bone.006)と目/口とが関連づいていました。

アニメーション設定

最後にアニメーション設定をします。

今回は簡単に歩いているアニメーションにします。

0フレーム目は直立のまま。

10フレーム目に右手を前に、左手を後ろに。足はその逆。さらに全体を少し下に下げます。

20フレーム目はまた直立。

30フレーム目は10フレーム目と手足を逆方向にします。

40フレーム目はまた直立。

と、ここまでにします。合計40フレームの簡易的なアニメーションです。

レンダリング

今までは静止画だったのでレンダリングエンジンにCyclesを使用していました。

しかし当然今回は40フレーム(枚)分の静止画となるので 処理の早い Eevee を使います。

結果はこちら。

目/口も本体の上下についてきてますね。

まとめ

このくらい単純なボーン設定であればすぐできてしまいます。

まだモデリングもまともにできない身ですが、こんな機能もあるんだ、と今回わかったことで

今後の創造/想像の幅がまた広がりますね。

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