前回はシャンパンタワーをつくりました。
今回はまたグラスは使いますが中身を飲み物ではなくビー玉にしてみようと思います。
イメージ
過去に撮影した写真の中にこういうものがありました。
これをイメージにおいてビー玉を配置していきたいと思います。
グラスを加工する
ボウルに当たる部分をもう少し縦に伸ばします。
50個くらい入りそうですね。
ビー玉を作ってみる
ビー玉の種類は色のバリエーションを除いて5種類考えました。
ただの透き通ったビー玉
これは無加工のUV球とマテリアル設定でガラスの質感を設定するだけなので割愛します。
すりガラスのように少し透明感を下げたビー玉
これも↑のガラスの質感における「粗さ」を上げることで実現します。
気泡の入ったビー玉
前々回のクリームソーダの炭酸の泡と同様に小さいUV球とパーティクルシステムを使って実現します。
色の面が入ったビー玉
これは文字だと何を言っているのかわかりませんが、サンプルの画像でいうこちらのビー玉です。
ベースは無色透明ですが、真ん中に色の波模様が入っています。
手元に実物が無いので、写真を見ながら何となくこういうものかと想像して作っていきます。
UV球の中にゆがませた円を入れてみました。
レンダープレビューで見るとこんな感じです。
表面に凹凸のあるビー玉
ノードを使って実現してみました。
マスグレイブテクスチャとバンプの組み合わせです。
チュートリアルで何回かやっていたことがここで生かされます。
これが正しい使い方なのかはよくわかっていないですが、目指していた質感は作れました。
ビー玉を並べて詰め込んでみる
あとはビー玉をグラスの内側に配置するだけなのですが これも難しいです。
グラスにめり込んでしまったり他のビー玉と重なってしまったりが頻発します。
ひたすら視点を変えて微調整して最終的にはサイズを小さくしてみたりもしました。
仕上げ
色のバリエーション、サイズのバリエーションを加えて16個ほどビー玉を作りグラスに詰め込みました。
レンダリングするとこんな感じです。
これを見るとグラスの透明度と屈折率が低すぎるかもしれませんね。
まとめ
チュートリアルでやってきたことを少しずつ応用することで自分が作りたいものを実現できるのはとても楽しいですね。
グラスを使ったモデリングはいったんこの辺にしておきます。
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